萩原電気グループの事業環境およびステークホルダーの双方の観点から様々な社会課題の重要度を調査・検討し、マテリアリティ(重要課題)を特定しました。
今後は、マテリアリティに基づくSDGsやESGの主要テーマをグループ全体で推進し、ステークホルダーとの対話を重ね、サステナビリティに関する取り組みの強化による中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
マテリアリティ特定プロセス
- STEP1
萩原電気グループが取り組むべき
社会課題の抽出
- STEP2
重要課題の絞り込み
- STEP3
マテリアリティの決定
STEP1 萩原電気グループが取り組むべき社会課題の抽出
萩原電気グループの事業活動や企業活動において、現在取り組んでいる課題や目標、将来に向かって進めていくべきテーマから、各種ガイドラインも参考にしながら意見を出し合い、取り組むべきSDGsやESGなどの社会課題や経営課題のテーマを抽出、整理。
STEP2 重要課題の絞り込み
抽出した項目を以下の観点も踏まえて、「自社の経営における影響度」と「社会・ステークホルダーの重要度」の双方の視点において、経営幹部や取締役会で議論を行いマテリアリティと主要テーマを選定。
- 社会からの期待、お客様からの期待、そして当社グループが今後こうありたいとの想い
- 当社グループのビジネスモデルや事業領域のなかで、お客様の課題解決、価値創出、未来に向けた社会発展に事業を通じて貢献したい目標
- 中期経営計画(Make New Value 2023)や中長期の成長戦略
- 当社グループの企業価値向上にとって強化すべきESG施策 など
STEP3 マテリアリティの決定
2021年8月末に開催された萩原電気ホールディングス株式会社取締役会にて承認。
4つのマテリアリティと主要テーマ
技術革新への対応による顧客価値向上
主要テーマ |
- 安心・安全・快適な自動車社会の実現への貢献
- 先端IT技術による顧客環境の生産性や安全性向上の実現に貢献
- 事業基盤やパートナーシップを活かした新規領域や新事業へのチャレンジ
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2030年に目指す姿 |
高度エレクトロニクスや先端IT技術の提供を通じ、お客様が目指す安心で安全で快適なモビリティ社会の実現や高度IT化による産業の発展や豊かな社会の実現に、お客様のかけがえのないパートナーとして貢献。 |
ガバナンスと組織基盤強化
主要テーマ |
- 資本政策・財務戦略の強化
- IR活動充実(=ステークホルダーエンゲージメント推進)
- コーポレートガバナンスの強化
- 環境経営の促進
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2030年に目指す姿 |
事業成長を支え、ステークホルダーの多様な期待に応え、信頼される持続的な組織基盤づくり。 |
人材の活躍推進と育成
主要テーマ |
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2030年に目指す姿 |
従業員がより働きやすく、働きがいのある職場環境の実現と、世の中の変化や多様な価値観を共感し、自ら挑戦と創造を実践し、社会に貢献できる人材づくりと風土醸成。 |
社会貢献活動の推進
主要テーマ |
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2030年に目指す姿 |
より良き企業市民として、地域や社会からより信頼される企業体への成長 |
マテリアリティ |
主要テーマ |
技術革新への対応による顧客価値向上 |
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安心・安全・快適な自動車社会の実現への貢献
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先端IT技術による顧客環境の生産性や安全性向上の実現に貢献
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事業基盤やパートナーシップを活かした新規領域や新事業へのチャレンジ
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2030年に目指す姿
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より良き企業市民として、地域や社会からより信頼される企業体への成長
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マテリアリティ |
主要テーマ |
ガバナンスと組織基盤強化 |
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資本政策・財務戦略の強化
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IR活動充実(=ステークホルダーエンゲージメント推進)
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コーポレートガバナンスの強化
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環境経営の促進
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2030年に目指す姿
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事業成長を支え、ステークホルダーの多様な期待に応え、信頼される持続的な組織基盤づくり。
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マテリアリティ |
主要テーマ |
人材の活躍推進と育成 |
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2030年に目指す姿
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従業員がより働きやすく、働きがいのある職場環境の実現と、世の中の変化や多様な価値観を共感し、自ら挑戦と創造を実践し、社会に貢献できる人材づくりと風土醸成。
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マテリアリティ |
主要テーマ |
社会貢献活動の推進 |
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2030年に目指す姿
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より良き企業市民として、地域や社会からより信頼される企業体への成長
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なお、マテリアリティは、グループの中期経営計画の策定時期など、事業環境の変化や社会動向を踏まえ、必要に応じた見直しを行います。