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CLOSE「人の役に立ちたい」から始まる先端技術への挑戦
終戦翌年の1946年。焼け野原となった名古屋で、創業者・萩原忠臣が「技術で人の役に立ちたい」と電気製品の修理をスタート。ソリューション事業は、この熱い想いに支えられています。
当時はラジオ、扇風機、警報機……電気が流れるありとあらゆるモノを修理。
1956年には、在名テレビ局の放送用機器一式を受注し「萩原あっての名古屋のテレビ放送」と称されるなど、高度経済成長に大きく貢献しました。
その後も名古屋初となるトランジスタの実用化に成功したり、マイコン1号機(HPU)を開発したりと、変幻自在に時代の波をくぐり抜けます。
写真:名古屋テレビ塔のアンテナ設置
販売からインテグレーションへ
新しい技術を追い求める一方で、商社として売れるものを中心に売ってきた時代もありました。しかし、物販だけでは萩原電気ならではの付加価値は生まれません。
モノ売りから、お客さまに選ばれ続ける商社になるために―。技術を使って、どう先へ活かすか。3年先、さらに5年先までをも見据え、お客さまの生産事業全体に関わるインテグレーションを主とする方向へと転換。モノから価値の提供へ、商品単体から全体の領域へと大きく舵を切ってから四半世紀近くが経ちます。
インターネットにモノや情報があふれる今日でも、萩原電気グループが必要とされる理由。それは、時代に合わせて挑戦を続け、技術力とインテグレーションを兼ね備えた商社へと生まれ変わった萩原電気の存在価値にあります。
製造業のFAから、モノづくりのIoTへ
最近よく耳にするIoTですが、昔から製造現場のFAを手掛けてきた萩原電気にとってはなじみ深いもの。
機械同士をつなぎ、データを解析することで生産指示や品質管理をしていたFAに対し、今後はデータの解析をAIに任せたり、情報をネットワークにつないで見える化することで、生産効率向上や経営判断にも貢献することができるでしょう。
モノづくりの現場で計画から分析、設計から実装までワンストップで、最適につながるIoTをトータルにご提案できるのが、萩原電気の強みです。
今後も「お役に立ちたい」気持ちを大切に、さまざまなステージで可能性を広げるお手伝いをします。
IoTのインテグレーションからDXへ
無謀と言われながらも挑戦を続け、まるでカメレオンのように時代の波をくぐり抜けてきた先駆者たち。そのマインドが息づく萩原電気グループは、製造業だけでなく流通やサービスなどあらゆる産業に活躍の場を広げはじめています。
10年先は、予測もつかない時代。
そんな時代を切り拓くのは、私たちの「創造と挑戦」です。
先のリスクを案ずるよりも、まず動くことでビジネスの勝機は訪れるでしょう。
今、つながるIoTのインテグレーションから、組織やビジネスモデルを変革し人々の生活をより良いものにするDXへ。
私たちの活躍の場は無限に広がります。