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CLOSE2025年11月13日
萩原テクノソリューションズは、10月10日に開催された「Hagiwara Future Solution EXPO」にて、東京工科大学との共同研究で作成したセンサー向け電池モジュールのデモ機を展示しました。
この研究活動では、東京工科大学未来モビリティ・エネルギー応用研究室(高木名誉教授)と連携し、日本ガイシ株式会社製の超薄型・小型リチウムイオン二次電池「エナセラ」を活用した、IoT機器/センサー向け電池交換レスモジュールの開発に取り組んでいます。

従来、インフラ設備などに設置された一次電池で駆動する既存のIoT機器やセンサーは、約2〜3年ごとに現地で手作業による電池交換が必要であり、人手や時間がかかるだけでなく、高所や遠隔地での対応に伴う安全面での課題がありました。
こうした課題に対し、「エナセラ」と太陽光パネルを組み合わせることで電池交換が不要になり、人手不足の解消や作業コスト削減、安全性の向上などの社会課題の解決につながるさまざまな効果が期待できます。

展示会では、来場者の皆様から多くのご意見やご質問をいただき、現場での課題やニーズについて貴重なフィードバックを得ることができました。
こうしたご意見も活かしながら、今後の可能性を探り、実用化に向けて前向きに取り組んでまいります。