モノづくり企業が新しい価値を提供するための次世代IoTクラウド基盤サービス 「コトづくり支援サービス」を2022年4月より提供開始

　萩原テクノソリューションズ株式会社（本社：愛知県名古屋市東区、代表取締役社長：鹿島 千寿）は、製造業をターゲットとした次世代IoTクラウド基盤「コトづくり支援サービス」を2022年4月より提供開始いたします。

【背景】

　近年、第４次産業革命とも呼ばれるIoT、AI、ビッグデータを活用した産業分野のデジタル化が急速に進んでおります。当社グループの主要顧客である製造業においても、自社の業務改革にとどまらず、製品にデジタルトランスフォーメーションを目的としたサービスを付加価値として加える取り組みが、一層進むことが見込まれます。

　そこで、「モノづくりを支えるエンジニアリングパートナー」を目指す萩原テクノソリューションズは、製造業のお客様の製品を用いたサービス化（コトづくり）を支援し、お客様のモノづくりの付加価値を高めるため、BellaDati Japan（本社：東京都港区、代表：齊藤　和人）と協業し本サービスを展開します。

【コトづくり支援サービスとは】　

　「コトづくり支援サービス」はモノづくり企業が自社製品を用いたサービス化（コトづくり）を、短納期・高展開性で実現するIoT基盤です。

　一般的なクラウドIoT基盤のように複数の複雑なモジュールやサービスを組み合わせた構成ではなく、ワンアプリケーションで構築実装し提供することができます。クラウドIoT基盤が苦手とするエッジコンピューティングにも対応し、お客様が製品をデータ活用しサービス化することを支援します。

　また、昨今問題にあがるデータセキュリティについて第三者機関から認証を取得しております。ワンアプリケーションで認証を取得しているため、サービス構築の課題となるデータセキュリティ対策についても容易に対応することができます。

　まずは、2022年4月に、走行設備監視サービス、設備統合監視サービス、IoT統合監視サービスの３点をリリースし、製造業のお客様向けにサービスを拡充する予定です。

【2022年4月リリースのサービス概要】

■走行設備監視サービス

　自動走行台車や自動搬送機などの搬送装置を製造販売されているお客様にサービスを提供します。

　お客様は、本サービスを活用し、販売店様・メーカー様向けに搬送装置の走行情報を収集・情報表示するサービスを行うことが可能です。

　　　・販売店様向け

　　　　消耗部品情報表示、保守メンテ履歴管理

　　　・メーカー様向け

　　　　走行ログ表示、導入情報管理

　　　（保守メンテ履歴管理イメージ）

 ■設備統合監視サービス

　物流を支えるマテハン業界のお客様、製造装置を製造販売されている機械メーカー様にサービスを提供します。

　お客様は、本サービスを活用し、エンドユーザー向けに設備の稼働情報を収集・情報表示するサービスの実施や、メーカー様自身の設備稼働情報の管理を行うことが可能です。

　　　・エンドユーザー様向け

　　　　設備稼働状況　可視化　並びにデバイスのリモートコントロールやアラート発信など

　　　・メーカー様向け

　　　　設備稼働情報取得（エッジ機能）、設備稼働状況 可視化、消耗部品交換通知

■IoT基盤統合サービス

　すでに複数のクラウドサービスを展開されているお客様や、クラウドとオンプレミスの両立を検討されているお客様向けにサービスを提供します。

　各クラウドサービスやオンプレシステムの連携を検討したいが、すでに構築されたサービスを再定義する必要があるお客様に対して、サービス間連携のミドルウェアとしてご利用頂くことを想定しております。

【会社概要】

※記載されている社名、製品名およびサービス名等は、各社の商標または登録商標です。

以上