ソリューション事業

シンクライアント導入で
社内システム関連コストの削減に成功。
サーバでのデータ一元管理により情報漏洩のリスクも回避。

全社1200台のPCを5年計画のプロジェクトでシンクライアント化。社員用の端末はリプレースのタイミングでシンクライアント端末に置き換えを実施。デスクトップ環境を集約することで、お客さまの課題であった、社内システム導入・維持・管理などにかかるコストの削減に成功。クライアント側にデータを残さない特性から、情報漏洩防止対策も実現しています。

お客さまのご要望 - Customer’s Demand 

「1200台のPCの管理・保守にかかる負担、コストを減らしたい。同時に情報漏洩も防止できるシステムはないだろうか」。

製造業であるお客さまの社内では1200台を超えるPC端末を保有。その運用管理を情報部門2名のスタッフで担当していました。OSやソフトウェアの更新、トラブルシューティングなど煩雑な業務も多く、なにかと負担がかかっている状態でした。その負担を緩和し、社内システムに関わるコスト(TCO)を削減したい。それがお客さまからの依頼でした。
与えられた課題は、

  • かねてからのテーマである情報漏洩対策も兼ねたしくみづくりをしたい。
  • 全社1200台という多数のPCが対象となるため、長期スパンで導入できる最適なソリューションを提案してほしい。
  • 拠点間の帯域を逼迫しないシステムの導入をしたい。

ということ。そこで、シンクライアント導入を核とした5年計画のプロジェクトを策定し、進めていくことになりました。

キーポイントとなるソリューション - Keys of the solution

1.システム投資費・人件費をローコスト化するVDI導入

  • シンクライアントとは、表示・入力など最低限の機能を持つクライアント端末から、サーバで一元管理されているOSやアプリケーションにアクセスし、利用するシステムです。
  • そのシンクライアントの提供形態のひとつ、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)を導入。クライアント端末からは、サーバ上に用意された仮想マシンに接続し、そのデスクトップを利用します。仮想化技術により、単一サーバ上でさまざまなOS・アプリケーションを独立して動作させることができるメリットがあります。
  • これにより複雑で高価なクライアント端末は必要なくなります。さらにOS・アプリケーションソフトなどを一元管理できるので、システムのメンテナンスの負担も軽減。端末投資費、人件費などを含む社内システム関連コストの削減に成功しています。
  • VDI導入には高度なノウハウが必要でしたが、当時、愛知県ではこの規模のシンクライアント導入事例はありませんでした。このような状況の中、当社が特約代理店であるVMware、EMCなど各メーカーとの強力な協業体制がプロジェクトの大きな推進力となりました。

シンクライアント

2.端末盗難やデバイス接続による情報漏洩防止

  • VDIでは、クライアント端末はOSを搭載していないので、データやプログラムなどはサーバに格納されます。このため端末の盗難、持ち出しなどによる情報漏洩を防ぐことができます。
  • さらにUSBストレージなどによるデータコピーも不可能となるので、外部デバイス接続を通した情報漏洩やウイルス感染の危険性も回避できます。

ソリューションの効果 - Effects of the solution

システム管理者の負担を軽減し、TCOの削減に成功。
情報漏洩・ウイルス感染の防止、生産性向上などのメリットも。

  • VDIではOS・アプリケーションソフトなどはサーバで集中管理、クライアント端末にはサーバにアクセスできる最低限の機能さえあればよいので、ハード・ソフトへの投資コストが削減できました。さらにシステム管理・メンテナンスの作業時間も減り、人件費節減にも繋がっています。
  • データはサーバに格納されるため、クライアント端末にはデータが残らず、端末の盗難などによる情報漏洩、USB接続によるウイルス感染の危険性も回避することができます。
  • どのクライアント端末からもサーバにアクセスして、自分用の画面・環境を利用できるので、生産性向上にも繋がっています。